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【北海道】#30 グッズから博物館の魅力を広げる、ミュージアムグッズ愛好家・大澤夏美さん

2020/07/09/ 10:00

日本全国でがんばっている女性を紹介する「のぼり坂47」プロジェクト。今回は、北海道を拠点に、ミュージアムグッズから博物館の魅力を伝える、ミュージアムグッズ愛好家の大澤夏美さんに活動について聞きました。

ミュージアムグッズに触れることで、博物館はもっと楽しくなる!

私は、ミュージアムグッズ愛好家として、ミュージアムグッズを通じて博物館の魅力を知ってもらう活動をしています。

ミュージアムグッズは、ただの雑貨や文房具ではありません。博物館にとっては自館のミッションを伝達するためのメディアであり、来館者にとっては展示の感動を持ち帰るメディアです。そのような“博物館学的観点”からミュージアムグッズに触れることで、博物館を楽しんでもらおうという試みをしています。

主な活動としては、各種媒体、ブログへの執筆や、イベントへの出演、さらに「ミュージアムグッズパスポート」というリトルプレス(少部数の出版物)の発行などです。

イベントにてトークをしている様子

この「ミュージアムグッズパスポート」は、ミュージアムグッズのことだけを取り上げた専門誌です。ミュージアムグッズの作り手へのインタビューや、テーマに沿ったグッズの紹介など、少ないページ数ながら盛りだくさんの内容になっています。

ミュージアムグッズパスポートの展示

雑貨と博物館の掛け合わせに「ピン」ときた!
 
私の活動の最初のきっかけは、札幌市立大学デザイン学部在学中に、学芸員の資格を取るために授業を取ったことです。北海道大学総合博物館で学芸員実習をしたのですが、その際にミュージアムグッズに出会いました。

それは、絶滅した大型哺乳類、デスモスチルスのグッズ(現在は販売終了)。デスモスチルスの骨格を模ったモチーフがついたストラップなどだったのですが、その骨格が正確に描かれていたんですね。

北海道大学総合博物館で出会ったデスモスチルスのグッズ

一見可愛いグッズですが、家に帰ってもデスモスチルスのことを思い返し、学べるようになっています。学術的な内容を伝達するのに、こういう手段があるんだ!」という気づきを得たのです。

もともとデザインを学んでいて、雑貨も好きでした。「雑貨と博物館とのかけ合わせで、ミュージアムグッズ、楽しいな!」と思い、そのまま今に至ります。

お気に入りのグッズ(国立科学博物館限定 KAHAKU Collectionスタンプ)
 
ただ、当時は今ほどミュージアムグッズが注目されていませんでした。博物館の付帯施設として一応あるだけという館も多かったのです。修士論文の調査で博物館を回ったときなどは「ミュージアムグッズの研究?何それ?」といった感じで、ご理解いただくのが大変でした。でも、粘り強く調査を進め、東京都内の博物館をインタビューして回り、基礎研究を進めることができました。

その時と今と、やっていることはそんなに変わらないので、やっぱり私はミュージアムグッズについて調べて回ることが好きなんだと思います。

 

ミュージアムグッズのファン同士、作り手同士をつないでいきたい
 

新型コロナウイルスの影響で難しくなってしまったのですが、今後は、ミュージアムグッズに関するワークショップをもっと開いていきたいなと思っていました。ただ、この状況を逆手に取り、オンラインでワークショップやイベントもできたら良いなと思っています。

ミュージアムグッズのファン同士、または作り手同士をつなげ、もっとミュージアムグッズに対する博物館学的な認知度や、マーケットを広げていきたいですね。

お気に入りのグッズ(大阪市立自然史博物館)

あとは引き続き、ブログやSNSでの情報発信や、「ミュージアムグッズパスポート」を通じての、ミュージアムグッズに関する知見を広げる活動も進めていきたいです。「ミュージアムグッズを楽しむ」から、「ミュージアムグッズを通じて博物館、さらには地域の自然や文化に親しむ」というふうに、皆さんの楽しみ方を広めていくお手伝いをしたいと思っています。

特に女性に人気のあるミュージアムグッズ。これらを通じて博物館の真髄に親しんでいただけたら嬉しいですね。新型コロナウイルスの影響を受け、各地で博物館の休館が相次ぎました。今、少しずつ再開しているので、各館の案内に従って楽しんでほしいです。

 

★好きな言葉★

「素直がいちばん」

自分の中の心構えです。特に人のアドバイスを基本的によく聞くようにしています。

「ミュージアムグッズパスポート」をはじめたのも知人の勧めでしたし、ブログだけではなくnoteを始めたのもそう。とにかく日頃からいろんな人のアドバイスを聞き、素直に実行しています。

 

ミュージアムグッズ愛好家 大澤夏美さん

北海道大学大学院文学研究科で博物館経営論をベースにミュージアムグッズの研究に取り組む。終了後は会社員を経て、ミュージアムグッズ愛好家として活動中。ミュージアムグッズに関する執筆や、リトルプレス「ミュージアムグッズパスポート」の出版、トークイベントなどを通じ、ミュージアムグッズの魅力を広めている。

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●「ミュージアムグッズパスポート」はこちらから購入できます。

 

 

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